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いま、新たな資源として注目されている「深層水」。 富山県では、これまで、サクラマスの飼育やトヤマエビの種苗生産などの水産分野で、また、食品や医薬、健康産業などの非水産分野でさまざまな研究を行ってきています。 また、民間企業では、深層水を利用した健康飲料や化粧品などの商品化に向けた取り組みが活発になっています。 | ||||
また、富山湾は、大きく分けて三つの層で構成されています。海岸に近いところには河川などの影響を受けた塩分の低い「沿岸表層水」、その下層から200〜300メートル付近までには「対馬暖流系水」、そして300メートル以深にある低温の「日本海固有水」となっています。この日本海固有水が、いわゆる深層水と呼ばれるもので、富山湾の容積の約六割を占めています。 深層水には、「低温安定性」、「富栄養性」、「清浄性」の三つの大きな特徴があります。トヤマエビなどの冷水性魚介類の増要職には、これまでは表層水を生存環境に適した低温まで下げる必要があり、コストがかかっていました。しかし、低温の深層水を利用することでコストを大幅に抑えることができるようになりました。 また、栄養塩を多く含み、かつ、きれいな水である深層水は、アレルギー皮膚炎や抗がん作用などにも効果があるとされており、深層水を利用した健康飲料や食品、医薬品などの分野でも注目されています。この限りない可能性を秘める資源を有効に活用しようと、いま、産学官が連携・強力して、深層水の研究や商品の開発などに取り組んでいます。 | |||||
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| ※このページの記事は、すべて「県広報とやま(2000年8月号)」より抜粋されました。 | |||||